I'd like to live like a cat.

七転び八起きと七転八倒を繰り返す『私』の記録

特に書く内容はないよう。

お題「コーヒー」

 

予想外の体調不良や襲来を受けて今月も赤字確定した中、それでも予算を削れないのが珈琲(と紅茶)だ。

といっても格段高い豆を買うわけもなく単にコストパフォーマンスが高いものをスーパーで見繕ってぱーっと買うだけだけれど、個人的にその豆より味に差がでるのは淹れ方だと思っているのでそれでいい。

個人的に好きなのはAGFさんの『ちょっと贅沢な珈琲店 レギュラー・コーヒースペシャブレンド

を規定より気持ち多めにざくりとフィルターに入れる。

大量に淹れる時は4匙ほどを山盛りに。

ポットはセールで買ったHARIOさんのもの

フィルターも業務スーパーで買ったMelitaさんのコーヒーフィルター

ドリッパーに関しては大手Daiso様のプラスティック製のやつだ。

それをいそいそとセットして、父親から引っ越し祝いで譲り受けたティファールさんの電気ケトルでお湯を注ぐ。

沸騰したてのお湯を始め豆が膨らむ程度に注いで、落ちきるまで絶対に待つ。

そこから豆がほんの少し膨らむまでお湯を注ぐ→落ちきるまで待つ、を繰り返すだけで良い。その間に煮え切ったお湯も程よい熱さになってくれて一定の濃さで抽出できるというわけで、時間はかかるがそのコストを超えた美味しさを叶えてくれる。

一応コーヒーメーカーも持っているけれど、この美味しさを知って以来まったく使わなくなって食器棚の肥やしになっているしインスタントコーヒーも買わなくなった。

何がとにかく良いって香りがいい。そして酸味も雑味も無くて下にのこる甘味がたまらない。それを飲みつつ仕事なりTV(私の場合はBS日テレの『それいけ!アンパンマンくらぶ』)なりを楽しむ余裕がある贅沢は何にも代えられないとも思う。

 

珈琲というと私の親が喫茶店兼ラウンジを大阪中央市場の近所で昔営んでいて、それはそれで考えてしまうものはあるのだけれど、好きなものは好きなのだから仕方ないし私はわたしで親は親で淹れ方も好みも異なる。当たり前の話も当たり前ではなかった環境だったこともありこんな言葉を打たざるを得ない思考で少し悲しくなる。

それでも美味しいものは美味しい。

変わらない基準があるだけで少し生きやすくはなる。

その基準の引き方や提示の仕方によっては傷も付くけれど。

 

と、先日すれ違ったけれどあからさまに無視をしてきた前職の人間を思い出している。

私はあの人たちの『基準』からあからさまにはみ出していただろうし隠していた『提示』も暴露した、そして仕事上もおそらく生活上も余裕が無いから最終的に悪意を向けられる結果になったのだと理解している。

 

そんな人間になりたくねぇなー。

 

今日も珈琲を淹れながら思い出し、余裕の中に苦さを感じるのだ。